GKというポジション

   

Hallo liebe Zuschauer !

17日から始まる新シーズン。個人的に今までの環境と全てが変わる気がしてとても楽しみです。

6/11からシーズンオフでしたが練習を重ね、準備してきました。
なぜ、OFFを返上してまで練習を積み重ねて行くのか。上手くなりたい、プロになりたい。もちろんあります。でもGKというポジョンはいつ、どこで、どんな事が起きるかわからないポジョンだから常に最高自分でないといけないからです。

”GK”

について、普段知らない人たちやサッカーを見る上で楽しんでもらいたいなと思ったので今回ブログにします。

GKの選手はともかく、GKを知らない人にGKというポジションはこうだっていうことを今よりももっと理解してもらえばもっとサッカー観戦する上で楽しくなるんではないかなと思います。

GKというポジションは1つのポジションしかなく、唯一手を使えるポジション、ん、そもそもみなさんGKの誕生の歴史知っていますか?

1863年に世界初のサッカー協会、FAが誕生し統一ルールが施行されました。当時はもちろんGKはありません。しかし1871年に世界最古のカップ戦が行われました。FAカップという大会中にGKのポジョンが加わりました。

  • それまでは?

ゴール前に1番近い人、走れなくなったり怪我をした人、の”余り”感の強いポジョンでした。

GKユニフォームですらフィールドプレイヤーとも違う特殊なポジションですよね。
それに加え、GKがチームに与える影響は90%以上だと僕は思います。たったの1センチのミスが失点に直結するポジションであり逆にチームの勝利に貢献することも少なくない。「今のはGKがいけない」、「GKが悪いでしょ。」なんて試合会場で僕も何度も聞いてきました。

さらに息子3人がGKの母からよく電話をもらい、弟の試合の失点に関して「あれはGKがいけないよね〜、絶対とれたもん。どう思う?」なんて声も聞きます。笑

「俺は弟じゃないから知らん」なんて会話もよくします。笑

息子3人が全員GKなんて…毎試合毎試合ビクビクしながら見るのはたいへんですよね。笑

なんて話はさておき……
そんなポジションは色んな要素が求められます。
そんななか、1人の選手を紹介します。


GKなら知っているはずのオリバーカーン選手です。数々の名ゴールキーパーを輩出してきたドイツのGKです。UEFA最優秀GKを4度受賞し、リーダーシップにも優れバイエルンや代表でキャプテンを務めました。

”誤審?関係ない。全部俺が止めればいいんだ。”

彼の名言です。言葉だけで感じてくる闘争心。

僕の中でうまさ、でかさ、かっこよさそれ以前として”GK”というポジョンはこういう選手がやるべきだって思う選手です。
僕は、小学5年生からサッカーを始め、最初の3ヶ月過ぎてからGKになりました。小、中、高、大学と色んなGKコーチに出会ってきました。僕はまだ凄く恵まれていると思います。それはGKコーチがいた中で育ってきたからです。

中にはGKコーチがいないなかやってきた選手も数多く見てきました。
僕が日本を離れドイツでGK状況を比べて見ると『ゴールキーパーを教わる環境が圧倒的に少ない』って思います。

オフシーズン中にゴールキーパーコーチとして現地の子供達を指導してきたのでその時に感じたことをちょこっと話します。

年齢が上がるにつれてGKは最初からやらず、フィールドプレイヤーをやってからGKをやった方が足元の技術がある。なんてよく聞きましたが実はそれは違うんじゃないかなって思います。

これは8歳の子です。こんな頃からGKっていいのかなって思って専属のGKコーチに聞いたところ

”足元の技術はGK練習中に補う、GKというポジションは早く始めて、早くGKを学ばなければならない”

と言っていました。

いつも選手で目標を追っている自分がたったの2時間コーチという角度を変えるだけで凄く学ぶ事がありました。
今日は少しでしたが少しは理解していただけたでしょうか?

なかなか言葉で上手く説明できないですが僕はこれを言葉ではなく選手として。

このGK大国ドイツで多くを学び、日本の地元である松本に帰って今まで支えられた親を始め、仲間、友達、携わってくれたスタッフにGK寺沢優太を体現する事が大きな目標です。

GKというポジションをより多くの方に見てもらいたい、日本のGKでも世界で戦えるところをこれからお見せしていきたいです。

GK1.Tera

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